旅行前に要チェック!ドバイで気をつけるべきポイント紹介

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楽しみなドバイ旅行!そんな予定が決まった時に備え、旅行をより快適に過ごすために、事前に知っておくと役立つ情報をまとめました。この記事では服装や持ち物、文化、マナーなど、ドバイ旅行で気をつけるべきポイントを8つの項目に分けてご紹介します。

1. 服装は?ドバイでの服装マナー

ドバイはイスラム教を大切にする国。そのルールにあわせて、服装には注意が必要です。公共の場では肩や膝を出した露出の多い服装は避け、長袖や長ズボンを着用しましょう。特にモスクや政府機関を訪れる際は、より厳格な服装が求められます。

女性はヒジャブは必須ではありませんが、宗教施設を訪れる際はスカーフなどで頭を覆うと良いでしょう。場所ごとで服装は異なります。モスクでは靴を脱ぎ、静かに参拝しましょう。

ホテルやレストランでは比較的自由な服装で問題ありませんが、極端な露出は避けましょう。ビーチでは水着着用が可能ですが、公共ビーチではパレオなどを羽織ると良いでしょう。

ドバイは年間を通して温暖ですが、夏場は暑いため通気性の良い服装がおすすめです。コットンやリネンなどの自然素材が快適です。

ドバイを訪れる際は、現地の文化を尊重し、適切な服装で訪れましょう。服装に関する情報は最新の情報と異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。Visit Dubaiのウェブサイトなどが参考になります。

2. 持ち物は?ドバイ旅行に役立つ持ち物リスト

ドバイは年間を通して温暖な気候ですが、特に夏場は非常に乾燥しています。そのため、日焼け止めは必須アイテムです。強い日差しから肌を守るために、高SPFのものを選びましょう。

また、乾燥を防ぐための保湿クリームも忘れずに持参してください。特に女性の方は、リップクリームやハンドクリームも用意しておくと便利です。

次に、変圧器とアダプターについてです。ドバイの一般的なコンセントは、角ピン3つを差し込むタイプです。日本の電化製品をそのまま使用するためには、変換プラグが必要です。

さらに、日本の電圧は100Vですが、ドバイの電圧は220〜240Vと高いため、変圧器も必要となる家電製品があります。変圧器が必要な家電製品としては、ヘアアイロンやドライヤーなどが挙げられます。

事前にご自身の持参する家電製品の取扱説明書を確認し、必要なものを準備しておきましょう。

3. 交通手段は?ドバイでの移動手段

ドバイは近代的な交通網が整備されており、観光客の方でも安心して移動できます。主な交通手段としては、タクシー、ドバイメトロ、バスなどが挙げられます。

ドバイメトロは、観光客の移動手段としても非常に人気が高く、完全に自動化された無人鉄道です。レッドラインとグリーンラインの2つの路線が運行しており、運転間隔が短く、快適に移動できます。

メトロを利用すれば、主要な観光地へのアクセスも容易ですが、すべての観光地をカバーしているわけではありません。タクシーやバスと併用することで、よりスムーズな移動が可能です。

メトロの料金はゾーン制を採用しており、ゾーン内であれば同じ運賃で利用できます。運賃の支払いは、プリペイドカードのノルカードで行います。ドバイメトロの初乗り運賃は2ディルハムですが、距離によって運賃が変動します。

ちなみにレートは2024年4月24日の時点で、1ディルハムは42.13円です。バスはオールドドバイ(旧市街地)など、メトロがカバーしていない地域へのアクセスに便利です。バスの初乗り運賃も2ディルハムと、メトロと同様です。

タクシーは他の交通機関に比べて割高ですが、目的地まで直行でき、時間がない場合や、グループで移動する場合などに便利です。ドバイのタクシーの初乗り運賃は12ディルハムで、1kmごとに1.82ディルハムが加算されます。

ただし例外的に空港からのタクシーは、初乗り運賃が25ディルハムと、少し高めに設定されているので注意が必要です。

4. 安全対策は?ドバイの治安と注意点

ドバイは中東の中でも非常に治安が良い都市として知られており、多くの観光客が訪れています。しかし、どんな場所でも油断は禁物です。特に、スリや置き引きには十分注意が必要になります。

観光客が集まるブルジュ・ハリファやドバイモール、公共交通機関、市場などは、スリやひったくりの被害に遭いやすい場所です。

貴重品は常に身につける、カバンは前に抱える、人混みを避けるなど、基本的な防犯対策を心がけましょう。

その他にも、夜間の一人歩きは避け、信頼できるタクシーを利用するなど、基本的な安全対策を心がけることで、より安全にドバイ旅行を楽しむことができます。

5. 文化とマナーは?ドバイで知っておきたいこと

ドバイは、イスラム教を国教とする国です。そのため日本とは異なる文化や習慣が多く存在します。快適な旅を送るためには、これらの文化やマナーを理解し、尊重することが大切です。

まず、公共の場でのキスやハグなどの親密な行為は、一般的に不適切とされています。イスラム教では、こうした行為はプライベートな場で控えめに行うべきものと考えられています。

また左手を汚れているとみなす風習があり、食事の際は右手を使用するのが一般的です。また、写真撮影に関しても注意が必要になります。特に人や宗教施設を撮影する際は、事前に許可を得るようにしましょう。

その他にも、モスク内では静かにし靴を脱いで入室するなど、宗教施設に対する敬意を払うことが大切です。また、ラマダン期間中は、日中における飲食や喫煙が禁止されています。

6.ドバイでの食事:ハラールフードについて

ドバイを訪れる際は、食文化にも少し注意が必要です。ドバイでは、イスラム教を信仰する人が多く、イスラム教の教えに基づいた食事、つまりハラールフードが一般的です。

ハラールとは、イスラム法で定められた食に関する規定に沿って作られた食品のことになります。そのため、豚肉やアルコール類は、イスラム教徒にとって食べることが避けられる食材であり、多くのレストランでは提供されていないことが多いでしょう。

ハラールフードの特徴は、単に豚肉やアルコールが含まれていないという点だけではありません。食材の調達から調理、そして提供までの過程において、イスラム教の教えに則った方法で製造されている点が重要です。

例えば、肉はイスラム教の定められた方法で屠殺されたものを使用し、調理器具も非ハラールの食材に触れていないものが使用されるなど、細心の注意が払われています。

ドバイで食事を楽しむためのポイント

ドバイで食事を楽しむためには、事前にハラールフードについて少し理解しておくと良いでしょう。

  • ハラールレストラン: ドバイには、ハラールフード専門のレストランがたくさんあります。事前に調べておくと、安心して食事を楽しむことができます。
  • メニューの確認: レストランで食事をする際は、メニューに「ハラール」の表示があるか、店員に確認することをおすすめします。
  • 豚肉やアルコール類の有無: 豚肉やアルコール類が含まれている可能性のある料理は、念のため避ける方が良いでしょう。
  • ベジタリアンやビーガン: ベジタリアンやビーガンの方でも、多くのハラールレストランで美味しい食事を楽しめます。
  • ラマダン期間: イスラム教のラマダン期間中は、日中の飲食が禁止されます。ラマダン期間中に旅行する場合は、事前に情報を調べておきましょう。

7. お金は?ドバイでの通貨と両替

ドバイの通貨はディルハムです。日本円からディルハムへの両替は、ドバイ国際空港に到着後、空港内の両替所で手軽に行うことができます。また、市内のホテルやショッピングモール内にある両替所でも両替が可能です。

クレジットカードも、多くの場所で利用できますが、チップの習慣があるため注意が必要になります。レストランやタクシーを利用する際は、サービスに満足した場合、チップとして支払い金額の10%~15%程度を支払うのが一般的です。

両替する際の注意点としては、レートが場所によって異なるため、事前に複数の両替所のレートを比較することをおすすめします。また、高額紙幣よりも小額紙幣を用意しておくと、小銭を用意する手間が省けて便利です。

8. もしもの時の緊急連絡先を覚えておく

ドバイで何か緊急事態が発生した場合、慌てずに行動するためにも、緊急連絡先を事前に把握しておくことが大切です。

緊急時の連絡先: 警察・救急: 999

この番号に電話すれば、警察、救急、消防のいずれかに繋がります。

まとめ|ドバイ旅行をもっと楽しむために

ドバイ旅行を楽しむためには、事前の準備が大切です。服装や持ち物、交通手段、治安、そして文化とマナーなど、様々な点に注意して、快適な旅を計画しましょう。

この記事が、あなたのドバイ旅行の参考になれば幸いです。

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